2014年5月19日月曜日

Fedora20 on Mac Book Air Late 2010


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ちょいと古めのMBA2010を借りたのですが、Mac OS X の使い勝手に慣れる事ができず、我慢できず半日で Fedora20 をインストールしてしまいました。


インストール自体は簡単で、

・USBドライブを接続し
・FedoraのメディアをDVDへ焼いものを突っ込んで
・起動時に Option キーを押しっぱなし
・ブートメニューが出てきたら「UEFI」を選択
・Linuxインストーラーが起動 → あとは普通にインストール

パーティションは以下のようにした(Mac OSは削除
Device           Start          End   Size Type
/dev/sda1         2048       411647   200M Apple HFS/HFS+
/dev/sda2       411648      1435647   500M Microsoft basic data
/dev/sda3      1435648      9627647   3.9G Linux swap
/dev/sda4      9627648    214427647  97.7G Microsoft basic data
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1       200M   15M  186M   8% /boot/efi
/dev/sda2       477M   96M  352M  22% /boot
/dev/sda4        96G  7.4G   84G   9% /
sda2,sda4 のパーティションが変ですが、ext4 で普通に使えてます。

インストール直後の状態で、モニタ出力、WiFiは問題なく使えています。
スピーカーとカメラも使えます。内蔵マイクは認識して使えるのですが、ゲインが低い?のか拾った音がやけに小さいです。こちらは後で調査します。

キーマップは jp106 として認識され、英数・かなキーは機能していません。
ファンクションキーはそのまま押すと、音量UP/Down、輝度UP/DOWNとなりちゃんと動きます。普通のF1,2として使う場合は、Fnキーと合わせて押すと使えます。
Zenkaku_Hankaku がないのは不便なので、以下のように割り当てました。また、Alt_Lの位置が使いにくいので、英数キーもAlt_Lとして機能するように設定してあります。

~/.xmodmaprc
keycode 130 = Zenkaku_Hankaku
keycode 131 = Alt_L
pointer = 1 2 3 5 4 7 6 8 9 10 11 12

最後の pointer は、タッチパッドを Natural Scrolling
ちなみに option キーは キーコード64でデフォルトはAlt_Lにマップされ、左commondキーは133でSuper_Lになります。別のキーにマップする場合はこのコードを操作してください。

F18以降は$HOME/.xmodmaprc を自動で読み込まなくなっていまるので、 gnome-session-properties から セッション起動時に読み込まれるコマンドを追加してあげてください。

タッチパッドは予想外にちゃんと機能します。2本クリックで右クリック、3本クリックで真ん中クリックとなります。2本スライドでUP/DOWNスクロールしてくれます。ただしデフォルトではMacとは逆方向のスクロールになるので、上記の pointer 設定をいれると Mac と同じように動作します。

ふたを閉じるとスリープして、開けると復活するのもMBAと同じように挙動します。

あとは、MiniDisplayポートの出力が試したいのですが、デバイスを持っていないので今度試すことにします。


まだ1日ほど設定の入れ込みを含めて使っただけですが、個人的にはかなり良いです。ThinkPad がノートPCとして終わってしまったので、後継機としてMBAは十分ありな選択肢な気がします。

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