2012年3月29日木曜日

CloudCore VPS に CentOS6を導入


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前回試したときは、まだコンソール機能が提供されていなかったのでできなかったけど、今はOK。

参考>> CloudCore VPS に CentOS 6.2 をクリーンインストールする方法

ようは、PXEブートからのネットワークインストールの要領でCentOS6を新規インストールしてやる。この手順は他のOSにも使える。

1. PXEブート用のvmlinuzとinitrdを現在インストールされているCentOS6のGrubから読み込ませる。
2. インストール媒体の指定に公開されているCentOSのツリーを指定する。

これだけ。実際の手順は以下。


設定のバックアップ

[root@cloudcore ~]# tar -zcvf cloudcore.bk.tar.gz /etc /boot
[root@cloudcore ~]# rpm -qa > rpm.list.txt

この2つのファイルをローカルへ転送しておく。


PXEブート用イメージを設定

[root@cloudcore ~]# cd /boot/
[root@cloudcore boot]# wget ftp://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/CentOS/6.2/os/x86_64/images/pxeboot/initrd.img
[root@cloudcore boot]# wget ftp://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/CentOS/6.2/os/x86_64/images/pxeboot/vmlinuz

下線部を追加
[root@cloudcore boot]# vim /etc/grub.conf
#boot=/dev/vda
default=0
timeout=5
#serial --unit=0 --speed=115200
serial --unit=0 --speed=115200 --word=8 --parity=no --stop=1
terminal --timeout=10 serial console
title CentOS (2.6.18-238.el5)
        root (hd0,0)
        kernel /boot/vmlinuz-2.6.18-238.el5 ro root=LABEL=/ console=tty0 console=ttyS0,115200n8
        initrd /boot/initrd-2.6.18-238.el5.img
title CentOS 6.2 Install
        root (hd0,0)
        kernel /boot/vmlinuz root=/dev/ram0
        initrd /boot/initrd.img

再起動する。
[root@cloudcore boot]# reboot

anacondaの起動まで

CloudCore VPSのWebコンソールへログインし、VNCコンソールを起動する。Grubの起動画面が出たら何でもいいのでキー入力し、起動選択画面へ。

このあたりは普通のインストールと変わらない

インストールに使うメディアを聞いてくるので、URLを選択

ネットワークの設定。IPv6をOFF、IPv4を手動設定を選択

自分のアドレス等を入力。バックアップした/etc/resolv.conf, /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0の設定を入れる。

インストール先のURLにはhttp://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/CentOS/6.2/os/x86_64等を指定する。データがあればどこのサーバでもOK。

設定が問題なければ、通常のインストール画面が起動するのであとはいつもどおり。

*時刻設定でUTCを使うと9時間ずれるので注意。

インストールが終了したら後は普通に使うだけ。

同じ方法でUbuntuやScientificの最新版もいける(はず

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