2010年6月26日土曜日

人力巡回記録 2010/06/26


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Twitterで見つけた気になる内容のリストアップ


=== 仕事 ===
|かっこいいプレゼンができるようになりたい。
スティーブ・ジョブスが実践する、プレゼン中のハプニングにあわてないコツ

|睡眠は重要
ドクター苫米地「結婚とは死ぬこと」

|うらやましい。
会社がランチ代支給。

|これはすごく実感する。実用CommonLispを読んでいると特にw
恐怖の「インターネット脳」


=== IT関連 ===
|ここにシステムを入れると北海道出張増えるかな。
さくら、北海道にクラウド型データセンターを建設へ

|工学部の院まで出てたのに、交流の意味が初めて分かったwww
電気の交流では何故虚数が必要なのですか

|1億GBってwww
Googleの新インデックス技術「Caffeine」が完成、検索結果がより“新鮮”に

|これはいいまとめ。
ZFS、デバイスの用途をまとめ。それとTIPS。


=== 社会 ===
|これはワロタ
2chの背後には、巨大な権力組織がいるというのは本当ですか。

|今まで環境問題で活動してた人はどうなっちゃうんだろう・・・?
「地球温暖化に産業活動は無関係」というNASAのレポートがIT業界に与える影響は?

|恐ろしい。貧困ビジネスとか考える人の思考には戦慄する。
新聞が絶対に書けない貧困ビジネス -新聞奨学生制度の実態と「売るヤクザ」からの脱出大作戦-


=== 政治 ===
|相変わらずDr苫米地の話はうまいし面白い。カット無しの放送はイイ!普段はあまり動画見ないけど一気に見てしまった。
|藤末健三議員も面白い。
【生放送】藤末 健三(比例・民主党)2010年6月23日「苫米地英人×藤末健三 改正放送法と哲学を語る 」

|これから見る。こっちもDr苫米地。
2010年6月 博士の自由な対談


=== LISP ===
|僕みたいな初心者には目から鱗
Emacsのトラノマキ」連載第五回「リージョン選択

|こんなレベルになりたい。
「Cで書くコードの方がCommon Lispで書くより速いって人がいたら、それは彼のCの技量が高すぎるってことだね。」


==== 書籍 ===
|KVMとHyperVはいずれVMwareを駆逐すると思う。
KVM徹底入門 Linuxカーネル仮想化基盤構築ガイド [大型本]

|今読んでます。初心者にはハードル高いけど面白い。
実用 Common Lisp (IT Architects’Archive CLASSIC MODER)

|次に読みたい。
計算機プログラムの構造と解釈

|エンジニアとしての生き方を考える本?読んでみたい。
情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

|やる気出す。明日から出す。
脳をやる気にさせるたった1つの習慣ーなぜやりたいことを書きだすと実現するのか?-


=== 名言 ===
|未来を見て、今を変える。
「10年後にはきっと、せめて10年でいいからもどって、やり直したいと思っているのだろう。 今やり直せよ。未来を。10年後か、20年後か、50年後からもどってきたんだよ今。」

|これはわかる。知ってる店ばっかり行ってしまう。
「人間は方法を知っていることをする」っていう凄く単純な原則。寝坊とか遅刻をしてしまうのは、「寝坊と遅刻をした後の対処の仕方」のレパートリーが豊富だから。普段行かない飲食店に行きづらいのは新しい場所の作法を知らないから。この原則うまく応用したらもっと自分うまく乗りこなせそう

|自分に心地のいいことばかりやっててもダメ
自分に自信がついてくれば気後れせずに付き合える人間関係も増えるけれども、そればっかりだと常に付き合い易い人としか付き合わないクセがついてしまう気がする。自信という基礎体力を蓄えつつも、気後れするような人に自分から近づいていく度胸みたいなのも鍛える必要がある

|自分がこうならないように気をつけねば。
ポジティブな思考停止。これは環境問題に関わる人間にチラホラ見られる。なんの結果も残せなくても、地球や人類のために正しいことをやっている自分、という大義名分を掲げて満足してしまう状態。



LPIC(Lv1,2)とRHCE/RHCT


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「LPIC(Lv1,2)とRHCE/RHCT」どっちを取ればいいの?どっちが「良い」資格なの?

よく聞かれます。
でもこの二つの試験は性質が大きく違いますので、単純には比較できません。
LPICは選択式の試験なのに対して、RHCEは実機を用いて与えられた要件にそって環境を実際に構築するテストになります。

LPICが知識を問うのに対して、RHCEは実践的な技術を求めます。
どっちが上という事は無いです。ぶっちゃけどっちも頑張れば丸暗記で受かります。
2010/11/15追記
-----------------
(やっぱりRHCEクラスになると実務経験無しの丸暗記じゃ無理。ソースは自分の周りの受けた人から。受かる人は実務経験あるし、実務経験無い人はみんな滑った)
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でも知識の裏付けのない技術は有害ですし、技術として現場で使えない知識は意味がありません。

初心者の方で、どちらか迷っている人は RHCT → LPIC の順で受けるのがオススメです。
RHCTで実機を触って覚えたものを、LPICで深めることができます。

ある程度業務でLinuxに触っている方なら自分に足りないと思う方を受ければいいです。

ただし、両者の最上位資格である、LPIC Level3やRHCA(認定アーキテクト)のレベルになると少々事情が変わっています。
詳細は下記の参考ページを見て各自判断してください。

LPIC Level3
http://www.lpi.or.jp/lpic3/

RHCA
http://www.jp.redhat.com/training/certification/rhca/

*勘違いしやすいですが、RedHatの資格はRedHat Linuxでしか通用しないわけではなく、Oracle LinuxやVMware ESX(のServiceConsole)等にもほとんどそのまま流用可能です。
*CentOSにはほとんどそのまま生かせるのも現時点ではうれしいです。


2010年6月22日火曜日

リスト遊び―Emacsで学ぶLispの世界


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リスト遊び―Emacsで学ぶLispの世界 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language) [単行本]
山本 和彦 (著)




僕も今まさにLISPを勉強中です。
本書はLISPの概要を簡単に環境の整えられる Emacs Lisp を使って解説してくれます。
(Emacs Lisp の説明書では無いのでご注意を)

WindowsユーザはNTEmacsを使うと簡単です。

ページ数もほどほどで、LISPの構造や制御文を図解でわかりやすく表現してくれているため、僕みたいな初心者には非常に助かります。

LISPってどんな言語なんだろう?とか、これからLISPをやってみようという人の入門書として最適です。


2010年6月20日日曜日

サーバクラスタ設計における盲点(3)


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*この記事は著者の経験則に基づく内容であり、一般的に公開されている内容とは異なる可能性があります*


(ケース3)ローリングアップグレードは計画的に


前回
(ケース1)内蔵RAIDボードの障害
(ケース2)共有ストレージのコントローラ障害


想定する環境は前回同様共有ストレージタイプのActive-Standbyクラスタ。


クラスタの利点でよく取り上げられるのが可用性と、ローリングアップグレードによる停止時間を最小限にしたアップグレード。ローリングアップグレードとは、


Standby側へパッチを当てやメンテナンス

手動フェイルオーバー

元Active側へパッチ or メンテナンス

再度フェイルオーバー(しなくてもよい)


という手順を踏み、メンテナンスによる停止時間を最小限に抑える手法になる。


しかしローリングアップグレードは使えるケースが限られているので注意が必要。
その原因を考えるため、クラスタのレイヤを下記のように想像してみる。

1.アプリケーション(ミドルウェア)
2.クラスタソフト
3.OS(ファイルシステム)
4.マルチパス
5.共有ストレージ


このうち、3,4は二つのノードで独立しているが、2,5は二つのノードで共有されている。
当然、1のデータは共有ストレージに入っているわけだからリソースは二つのノード間で共有されていることになる。


例としてOracleのActive-Standbyクラスタを考えてみる。


1.へパッチ適用(Oracleへのパッチ)を当てようとすると、
Oracleのパッチは アプリケーションへのパッチ適用 → DBFのアップグレード という手順になるため、実質ローリングアップグレードはできない。
パッチを当てるためには共有ディスクへアクセスできる必要があるため、Activeなノードで無ければパッチが適用できないためだ。


2.へのパッチ適用(クラスタソフトのアップグレード)も注意が必要だ。
クラスタソフトはノード間の整合性を取るためにハートビート通信で互いの状態を常時やり取りしている。
パッチでこの通信の仕様が変わってしまう場合がある。
そうなってしまうと、パッチを当てた後にクラスタソフトを再起動してもハートビートが復帰できず、互いに相手が障害を起こしていると誤認ししてしまう。
これはかなりよろしくない仕様だが、こういう動作をしてしまうクラスタソフトを存在する。
またパッチの種別により、ローリングアップグレード可能か不可能かという情報をくれるメーカもあるので、作業前に必ず確認しておこう。


3.4については独立しているので基本的にはローリングアップグレード可能だ。
ただし、Windows MSCSは OSとクラスタが一体化しているので、パッチ適用前にMSへローリングアップグレード可能かどうかを確認しておこう。


パッチを当てるというのは本番運用後に発生する作業で、当然本番環境での作業に失敗は許されない。
必ずメーカサポートに確認したうえで、検証環境でのテストを行った後に作業をするように心がけよう。


サーバクラスタ設計における盲点(2)


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前回の続き。
http://aikotobaha.blogspot.com/2010/06/blog-post.html

*この記事は著者の経験則に基づく内容であり、一般的に公開されている内容とは異なる可能性があります*

(ケース2)共有ストレージのコントローラ障害

前回同様の共有ディスクタイプのクラスタを想定します。基本的にこの構成であればほぼ全ての対して対応する事が出来る。

しかし障害からのリカバリ時に問題が発生するケースがある。クラスタでは障害発生時の事はしっかり想定するが、そこからリカバリする時に盲点が発生しやすいので注意しよう。

それが共有ディスクのコントローラが壊れた場合だ。稼動部が無く壊れにくいパーツな上、いくつかの要素が重ならないと発生しないので遭遇した事がある人はあまり多くないかもしれない。
しかし発生すると非常に厄介な障害となる。

当然、共有ディスクのコントローラが壊れても、大抵のストレージではコントローラは冗長化されているので問題無いはずだ。
しかしこの問題は壊れたコントローラを交換した後に発生する。

ストレージの中にはコントローラを交換するとWWNが変わってしまうストレージがある。

WWNが変わってしまうとどんな問題が発生するするのか?

まずOSが変更されたWWNを新しいドライブと認識してしまう可能性。これは特にマルチパスを構成していない場合に発生しやすい(ストレージにサーバを直結している場合等)
こうなるとディスクがクラスタ制御下から外れてしまいフェイルオーバー時のマウント/アンマウントの処理が出来なくなってしまう。

二つ目としてクラスタソフトやマルチパスソフトがリソースの制御に直接WWNを使っている場合、パーツを交換したのにいつまでも古いパスをチェックしてしまい、障害状態のままになってしまい。フェイルバック出来なくなってしまう。

この現象が発生してしまうと、状態を元に戻すの様々なオペレーションが必要になる上、構築テスト段階でこんなテストはやらない(できない)ので、復旧には時間がかかってしまう事が容易に想像できると思う(未経験のオペレーションなため)
また復旧するために変更を行えば当然ながら、簡易的なテストが必要になり、クラスタ環境なのにある程度の時間、システムが停止してしまう可能性もある。

こういったクラスタを組むという事はそれなりに重要度が高いシステムの可能性が高く、顧客への説明も一苦労となってしまう。

この現象は事前にいくつかの確認を行っておく事で回避出来るので事前チェックを怠らない様にしよう。

1. コントローラ交換時にWWNは変わるか?
これは完全にストレージの仕様になる。ある程度高価なストレージはWWNを自由に設定でき、保守員が交換後に元のWWNに設定してくれたり、このWWN設定を対向のコントローラが保持しており交換すると自動で元に設定されるモノもある。
こういったストレージあれば何も心配する必要は無い。
しかし世の中にはコントローラがを交換すればWWNが変わってしまうストレージも残念ながら存在する。その場合はに備えて2番目の確認。

2.クラスタ配下のディスクのWWNが変わってしまった場合の対処
これはOS/クラスタソフトによって状況が変わるので、つど必ずソフト提供元に確認をとっておこう。
 代表的な例を示すと、

ストレージを Veritas Storage Foundation(旧VxVM) や、dm-multipath配下に置いている場合はWWNの変更はほとんど影響しない。
この場合、VxVMやdm-multipathがデバイスを抽象化(/dev/vx/xxxxx, /dev/mpath/mpathXX)し、その配下のパスコントロールはWWNの変更を自動で検知し、動的にパスを組み替えてくれる。
そして上位のクラスタはこの抽象化されたデバイスに対して操作を行うため問題が発生しない。


しかし、マルチパスソフト無しでクラスタが直接 /dev/sdb 等を制御している場合はや、Windows で マルチパスソフトを使っていない環境でWWNが変わると、別のドライブとして認識してしまうので、対処が必要となる。
またマルチパスソフトの制御の仕方によってはNGなものも存在する。HP-UXのPV-LinkはWWNの変更には対処できない。これはOSが認識したデバイスファイル名を直接使って、マルチパスを指定するためだ(デバイスは抽象化されているのでクラスタの動作には問題は無いが、そのままだとマルチパスが復旧しない)


1番簡単なのは1の対処だ。これが一番安心で、夜間に障害が起きてもオペレーションのために呼び出される心配もない。
2の場合は、回復にオペレーションを必要とする場合が多く、大抵の場合はオペレータレベルでは対処できないことが多い。

可能な限り1で対処し、安眠できるシステムを構築しよう。
 またこのWWN変更問題はMACアドレスの変更(マザーを交換した場合にオンボードNICが影響を受ける)でも同じような現象が起きる可能性があるので注意しておこう。


2010年6月13日日曜日

Software Design 総集編 【2000~2009】(DVD付)


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いつもAmazonで買い物するときは、即買いせずに欲しいものリストへ入れて、後でほんとに必要かどうか見直してから買っている。
が、この本は即購入。

SoftwareDesignは7年ほど、定期購読していたが、2年間に引っ越しの時にバックナンバーを全て処分してしまった。
無くなってみると「この特集SDに昔のってたな」っと思う事が多くなり、捨てたことを後悔。

総集編は過去10年にわたるSDの記事を電子版で入手でき非常にお買い得だし、120冊がDVD1枚で場所も取らず、検索まで出来てしまうという素晴らしさ。

インフラからプログラム、最新から温故知新まで幅広く扱ってくれるSoftwareDesigneは本当にいい雑誌だと思う。



2010年6月12日土曜日

サーバクラスタ設計における盲点(1)


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*この記事は著者の経験則に基づく内容であり、一般的に公開されている内容とは異なる可能性があります*

僕はインフラSEとしてさまざまな機器・ソフトを使って100台近くのサーバクラスタの設計~構築~運用サポートを行ってきた。
これだけのシステムを数年間運用サポートすると、実に様々な障害に遭遇し、その中にはクラスタが有効に働かないケースも多々発生した。

もともと障害を想定してクラスタ構成を組むわけなので、クラスタが有効に働かないケースというのは、考慮不足による設計の不備である。
ここではその考慮不足を招きやすい事象と対策についてまとめておく。

ここで想定するサーバクラスタとは下図のような一般的なActive-Standby型のサーバクラスタになります。



(ケース1)内蔵RAIDボードの障害
一般的にクラスタを構成する各サーバに内蔵されたディスクにOSとアプリケーションをインストールし、共有ディスクにデータを格納するケースがほとんどだと思う。
このようなケースでActive側の内蔵RAIDボードが壊れてしまう状態を想像してほしい。突然内蔵ディスクに全くアクセスできなくなる状態だ。
実はこの状態、ほとんどのサーバクラスタ環境でフェイルオーバーが発生しない(厳密には対処できるように設定されていない)
各ノードで発生する事象は以下を見てほしい。


■Activeノードで起こる現象
アプリケーションは外部からのリクエストを処理をするために内蔵ディスクのコマンドやライブラリを呼び出したり、OSはログを格納しようと内蔵ディスクにアクセスするタイミングで、この異常を検知することになる。
当然アプリケーションは動かなくなってしてしまう(停止するわけではない)。クラスタも異常を検知して、あらかじめ定義された動作に従いアプリの再起動を試みるが、当然呼び出すべきコマンド群(プロセスの停止や、アプリケーションを停止するコマンド)が入っている内蔵ディスクが参照できないので、何もできなくなってしまう。
最終的に全てのクラスタ配下のリソースを強制解放するコマンドも内蔵ディスクなため、アプリケーションの強制終了すらできなくなってしまい、リソース(仮想IP、プロセス、共有ディスク)を中途半端に保有したままになってしまう。

■Standbyノードで起こる現象
Active側で異常が発生していることは検知できる。しかしStandby側でアプリを強制起動しようにも、Active側では停止不能なアプリが中途半端な状態で動いている。
仮に強制起動をかけて、共有ディスクの所有権を強制的に確保しアプリの起動を試みても、仮想IPをActiveノードが保持しているので、クラスタは依存関係に従いリソースを起動するプロセスで、仮想IPの割り当てがエラーを起こし、アプリケーションを起動することができなくなってしまう。


この状態は非常に危険で、アプリケーションによってはメモリ上だけで一部のデータを処理できてしまう場合がある(しかも共有ディスクへの書き込みは行える)。最終的にはデータ不整合が発生する可能性が高く、復旧に多大な労力を払うことになる(最悪、顧客から賠償という話にも)


この状態は人手のオペレーションがなければ復旧することができないが、普及するのは簡単。Activeノードを電源ボタン長押しで強制OFFし、Standbyノードでクラスタリソースの再起動を実行してやればよい。

この現象は今までで4回経験した。原因はRAIDボードファームのバグ、497日問題によるRAIDボード再起動、RAIDボードの故障、マザーの不具合によるバスエラー。


問題点は2つ
1.内蔵ディスクが参照できなくなるという事態に対して、OSやクラスタソフトが対処できていない。
2.内蔵RAIDボードが単一障害点(SPOF)になっている。


1への対処
このような状態になった時にOSがパニックを起こして停止すればいいので、このような設定をOSかクラスタソフトへ予め行っておく(設定方法は環境によって異なるので、提供元に確認してほしい)

2への対処
最も簡単なのが、SANブート構成にしてしまう事。2つのFCボードからストレージへアクセスするようにすれば簡単に経路を冗長化できる。
もう一つはサーバ内に複数のSCSIボードを取り付け、それぞれのボードにディスクを接続し、この二つをOSからソフトミラーしてやること(昔の商用UNIXマシンはほとんどこの構造になっていた)


1、2どちらかへ対処することで、ほとんど対応できるのでサーバクラスタを行う場合は必ず対処しておこう。




2010年6月5日土曜日

ZFS cifs/iscsiベンチマーク 簡易版


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■ストレージ:
SunOS sol10-u24 5.10 Generic_142901-07 i86pc i386 i86pc
Intel(R) Core(TM)2 Extreme CPU X9650  @ 3.00GHz CPU 1
8GBメモリ
Hitachi DeskStar 2TB 7200rpm x4

----------------
NAME        STATE     READ WRITE CKSUM
spool       ONLINE       0     0     0
raidz1    ONLINE       0     0     0
c2t1d0  ONLINE       0     0     0
c2t2d0  ONLINE       0     0     0
c2t3d0  ONLINE       0     0     0
c2t4d0  ONLINE       0     0     0
----------------
このspool から、領域を切り出し、samba と iscsi で Windows XP へ参照させる。

■クライアント:
Win XP pro SP3, Core2Duo E8600、2GBメモリ、Hitachi 500GB 7200rpm x2(RAID0)
 Microsoft iSCSI Initiator 2.08

■2台のつなぎは1GbpsのLAN(スイッチはProcurve)経由

■実行コマンド
iozone -i 0 -i 1 -i 2 -f z:\testfile -Rab c:\test_cifs__1.xls

結果
----------------------------------------------------
Writer Report

Re-writer Report

Reader Report

Re-reader Report

Random Write Report

Random Read Report

どう分析してよいかわからない。。。まだまだ修行不足。
とりあえずiSCSIの方が早いという事だけわかった。




Acrobat 「ClearScan」のポイント


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*Acrobat Standard 9 を使っています *

ClearScanはAcrobatから画像にOCRをかける時の手法。ClearScanの有無でスキャンした文書のできが違ってくる。

左がスキャンしたままの画像の状態。右が、モノクロ処理をかけた後にClearScanをかけた状態(ビットマップデータなのでちょっと画像サイズが大きいので注意)

「銀河英雄伝説4」から抜粋


画像サイズとしては、
スキャン直後の無圧縮JPEGで352ページで550MB、
モノクロ処理+ClearScan後の画像が、45MB。

ClearScanを使う事で、見掛け上の画質を向上させつつ、サイズを大幅に減少させられることができる。ただし現時点のClearScanは動作にクセがあり、うまく使うには注意すべき事項がある。ここではそのポイントを紹介する。



人力巡回記録 2010/06/04


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===== IT関連 =====
業界関係者から歓迎の声も――スキャン代行は「悪」なのか


「ガラパゴス化」を通して地球規模で連帯すること


効率化を求めないために


kumofs ストレージ API


元Google社員が立ち上げたWebサービス


[Twitter]HiromitsuTakagi 「あるISP企業では、ユーザー1人につき1か月少なくとも$2.50の稼ぎが予測されている」とのこと。その半分が利用者に還元されるとして、月額120円引き程度か。


[Twitter]kentarotakahash テレビがつまんだところだけでは分からない。辞めるが、辞めることによって、ここだけは元に戻らぬように釘を刺す。言及したポイントでそれが分かる。鳩山首相のスピーチ、全20分。


[Twitter]sugizuru 5月19〜20日に開催されたGoogle IOのプレゼンテーション資料をダウンロードできます。また、各セッションの動画も見る事ができます。


分散データベースに関する技術概要


「データセンターの空調は27℃で十分」――グーグル幹部が語る省電力対策


中小企業にこそ事業継続計画ソリューションが必要な5つの理由


米デル、上場廃止も視野に改革 コンピューター大手


グーグル、Google App Engineの利用拡大に追いつけていないと告白


「アクセス解析」が役に立たないたった1つの理由


2014年に世界IPトラフィックは4倍以上に、9割がビデオ


[後編]管理の自動化がゴール 今年、vSphereを機能強化(編集長インタビュー)


シスコ製のビル設備管理システムに脆弱性--任意に操作される可能性も


グーグルの企業向け「App Engine」で問題が続出



===== ツール =====
新規事業のビジネスモデルを整理するのに便利そうな『Startup Canvas』


複数のリモート デスクトップ接続をツリーで管理できるMS製ソフト「RDCMan」


400万行のコードを15分で見える化!プログラム解析ツール『Understand』で開発効率アップ



===== 書籍 =====
[Twitter]h_kagami 「数学ガール」はとても良い数学の読み物です。でも読み物です。内容的には「計算」的な側面に重きがおかれすぎているという面もあると考えています。これは「数学ガール/フェルマーの最終定理」についても言えると思います。勉強のためには定評のある教科書を読むのが好ましいと思います。


[Twitter]naota344 【明日をどこまで計算できるか?――「予測する科学」の歴史と可能性】を読んでる本に追加



===== 食品 =====
[Twitter]araikaoru 佐藤水産の鮭醤油は実にすばらしい。安売り大セールのお刺身であっても、これで食べるとだいぶ気分が違う。このあいだTKG(卵かけごはん)をこれで食べたらたいそううまかったのだ
http://www.sato-suisan.co.jp/quality/gyosho.html

[Twitter]s_hakase 8時起床。グリナで目覚めは良し
http://www.ajinomoto-ff.com/glyna/


===== 名言 =====
[Twitter]DruckerBOT 知識労働者たる者は、仕事のなかに継続学習プロセスを組み込んでおかなければならない。知識組織は学ぶ組織である。教える組織でなければならない。

[Twitter]DruckerBOT データ化できないものを考えなければならない。データ化できないものについての配慮を忘れたデータ化は、組織を間違った方向へ導く。


===== イベント =====
[Twitter]jic_news ブランド価値を向上させるWeb戦略ノウハウ‐第7回インターネットコム・マー ケティングセミナーを6/8に開催!


[Twitter]nobuyori 宣伝:The Linux Foundation 6/17のセミナーでパネル『OSSシステム導入のそこが知りたい』のモデレータやります。日立ソフトのRuby導入事例や手嶋屋さん @tejima の講演「 国産OSS開発秘話」もあります。




2010年6月3日木曜日

Common Lisp 実行環境の構築


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SBCLを導入するものの使い方が全く分からず。。。
ともってたらこんな素晴らしいページを発見。

「初心者の為のLisp環境」
http://sites.google.com/site/shidoinfo/Home/programing-lang/関数型プログラミング言語/lisp/common-lisp/初心者の為のlisp環境

「Lispbox」
http://www.gigamonkeys.com/lispbox/

Windows の CLISP版をダウンロードし、zipを解凍して好きな場所に置くだけ。
後は lispbox.bat を起動。
(私の環境だと配置する時のパスにスペースが含まれているとエラーになりました win xp pro sp3)

Lispbox素晴らしい。僕みたいなド素人でも簡単に環境構築できた。
いざプログラム・・・と思ったら今度は久々過ぎてEmacsの操作がおぼつかない。。。

まずは復習から。

日本語入力できないけど気にしない。